初心者でも安心!Visaのタッチ決済の特徴と使い方を徹底解説
「Visaのタッチ決済」は、カードやスマホをレジ端末にかざすだけで支払いができる非接触型のキャッシュレス決済です。 カード会計の時間を大幅に短縮でき、さらにカード番号や暗証番号を人に見られるリスクも減らせます。
また、Visaのタッチ決済に利用できるカードはクレジットカードだけでなく、プリペイドカードやデビットカードでも使え、スマホやスマートウォッチに登録して利用することも可能です。
本記事では、Visaのタッチ決済の特徴や限度額、設定方法と具体的な利用手順、使える店舗などをわかりやすく解説します。
初めてVisaのタッチ決済を利用する方や、もっと便利にキャッシュレスを活用したい方の参考になれば幸いです。
目次
Visaのタッチ決済とは?
Visaのタッチ決済とは、クレジットカードの国際ブランドである「Visa」のカードや、カードを登録したスマホをかざすだけで支払いができる、キャッシュレス決済の一つです。
コンビニ、スーパー、飲食店など、全国各地のお店や交通機関で利用できるため、日々のクレジット会計の待ち時間を大幅に減らし、買い物を快適にすることができます。
さらに、Visaのタッチ決済には国際的な通信規格が使用されているため、日本だけでなく世界中の約200の国と地域で使うことができます。
Visaのタッチ決済の特徴
キャッシュレス決済の方法として、カード払いには多くの利点があります。
しかし、日常のちょっとした買い物で、「支払いに時間がかかる」「端末に触れるのが気になる」「カード番号や氏名を店員に見られないか心配…」など、こんな不満や不安を感じたことはないでしょうか。
Visaのタッチ決済は、そうした悩みを解消しながら、カード払いの利便性をそのまま活かせる支払い方法です。ここでは、その特徴を紹介します。
日常のカード払いがスピーディになる
Visaのタッチ決済の最大の魅力は、カード払いで生じる手間を大幅に減らせることです。
通常、お店でのカード払いには、カードを店員に渡すか自分で機器に差し込むといった手間が発生します。せっかくのキャッシュレス決済なのに、現金より時間がかかることもあり、少額の買い物では使いづらいと感じた人も多いでしょう。
Visaのタッチ決済なら、Visaカードやスマートフォンをお店のレジに置かれているリーダー端末の上にかざすと、ほんの数秒で支払いが完了します。
セキュリティ上の観点から、Visaのタッチ決済での支払い額は、1万円から1万5,000円ほどに限られますが、日常の支払いであれば十分といえるでしょう。
限度額の範囲内であれば、暗証番号の入力はもちろんサインも不要で、スピーディに決済が完了します。
なお、限度額はカードの種類や加盟店によって異なるため、カードを選ぶときや、よく利用するお店があるときは、上限額をあらかじめ確認しておくと安心です。
カード情報を見られる心配がない
日常的にカード払いをしていると、店員にカードを渡すときにカード番号や氏名などを見られることが気になったことはありませんか。
Visaのタッチ決済であれば、自分でカードやスマホをリーダー端末にかざすため、店員にカードを渡す必要はありません。
支払いがスピーディになるだけでなく、カード情報を見られるストレスも抑えられ、日常の買い物がさらに快適になるのです。
衛生的に支払いができる
店員にカードを直接触られたり、多くの人が触れている端末にカードを挿し込むことに抵抗を感じる方もいるでしょう。
Visaのタッチ決済なら、カードやスマホをリーダー端末に数センチまで自分で近づけるだけで決済できます。
人にカードを触られることも、端 末に接触させる必要もありません。 感染症が流行している時期や、外出先ですぐに手洗いができないときでも、安心してカード払いを利用できます。
スマホやスマートウォッチでも使える
Visaのタッチ決済では、リーダー端末にVisaカードをかざすだけでなく、スマートフォンやスマートウォッチをかざす方法でも利用することができます。
カードや財布を持たずに買い物ができるようになるため、さらに利便性が高まります。
高いセキュリティで安心できる
「スピーディで快適」となると、システムのセキュリティが心配になるのではないでしょうか。
Visaのタッチ決済には、高いレベルのセキュリティが使用されており、安心して使うことができます。
まず、Visaのタッチ決済に使用されているのは、「NFC」という技術になります。NFCとは「Near Field Communication(近距離無線通信技術)」という国際規格の技術であり、数センチの短い通信距離でカード情報を読み取るため、スキミングなどのリスクが極めて低いと言われています。
また、Visaのクレジットカードに搭載されているICチップの情報は、世界標準規格のEMVという技術で暗号化されています。EMVとはEuropay、MasterCard、Visaの3社で共同開発された技術であり、高い安全性が確保されているものです。
こうした技術により、Visaのタッチ決済はスピードや快適さに加えて、安心して利用できるキャッシュレス決済といえるのです。
国際規格の技術で海外でも使える
Visaのタッチ決済に用いられるNFCの技術には、国際規格のTypeA/TypeBが用いられています。 この規格は海外でも広く使われているため、Visaのタッチ決済は日本国内だけでなく海外でも利用できます。
「キャッシュレス決済って、全部そうなんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は、海外と日本で規格の異なるタッチ決済も存在します。
日本国内で広く使われている規格には、TypeA/TypeB のほかにType F(FeliCa)があります。このType Fの規格はTypeA/TypeB とは互換性がありません。そのため、Type Fの規格で利用されているiDや交通ICカードは、海外ではそのまま使うことができないのです。
その点、Visaのタッチ決済であれば、多くの国や地域で使うことができます。
Visaのタッチ決済に使えるカードの種類
Visaのタッチ決済は、「Visaカード」や「スマホ」をお店のリーダー端末にかざすことで利用できます。
「Visaカード」をかざす場合は、そのカードの表の面に「リップルマーク(コンタクトレスマーク)」があるカードのみが、リーダー端末で読み取れるカードになります。 リップルマークとは、Wi-Fiのマークを横向きにしたような、波線デザインのマークであり、タッチ決済に対応していることを示すものです。
また、Visaカードには、クレジットカードのほかにも、プリペイドカードやデビットカードがありますが、リップルマーク付きであれば、どのカードでもVisaのタッチ決済に使うことができます。
それでは3つのカードで何が違うのかというと、お金が支払われる仕組みに違いがあります。
クレジットカード
クレジットカードでの支払いは、ユーザーが利用した金額をカード会社が一時的に立て替え、後日、ユーザーの口座か らまとめて引き落とす仕組みとなります。
利用時に現金や預貯金がなくても買い物ができるため、ついお金を使いすぎてしまいやすい人は注意が必要です。
発行の際には信用情報などの厳重な審査があり、未成年は持つことができません。
プリペイドカード
プリペイドカードとは、あらかじめ現金をチャージして使うカードのことです。 チャージした金額分しか決済できないため、手元に現金がなければ使えませんが、使いすぎの心配がいりません。
クレジットカードのような審査もないため、未成年でも持つことができます。(※) 「クレジットカードは持ちにくいけれど、キャッシュレス決済は使いたい」という場合に向いています。
(※)保護者の同意が必要です。
デビットカード
デビットカードは、支払い時に銀行口座から代金が引き落とされるカードです。 手元に現金がなくても口座に残高があれば使うことができます。
クレジットカードのような審査がなく、口座の残高より使いすぎる心配がないことは、プリペイドカードのメリットにも通じます。しかし、その口座を他の引き落としにも利用している場合は、お金を使いすぎないよう常に注意しなければなりません。
また、銀行口座を登録しなければならないため、口座を持っていることが条件となります。
→プリペイドカードとデビットカードの違いを比較|どっちがいい?おすすめカードも紹介!
Visaのタッチ決済はスマホでも可能
スマートフォンでも、あらかじめ設定をすれば、Visaのタッチ決済を利用することができます。
スマホでVisaのタッチ決済をするには
スマホによるVisaのタッチ決済は、Visaカードとスマホに搭載されたタッチ決済サービスを紐づけて行います。
具体的には、Google Pay(Googleウォレット)やApple Payのウォレットに、手持ちのVisaカードをあらかじめ登録し、それをメインカードなどに設定して、タッチ決済を利用するというものです。 カードの登録や設定は、すべてスマホで完結できるため、数分で終わります。
Visaのタッチ決済に使えるスマホとは
Visaのタッチ決済に使えるスマホは、タッチ決済の技術であるNFCを搭載しており、さらにVisaの国際規格である「TypeA/TypeB」に対応している機種になります。
また、Google PayやApple Payといった決済サービスに対応できるスマホであることも必要です。これらの理由から、たとえばiPhoneの場合、iPhone7より前の機種になるとVisaのタッチ決済はできません。
ご自身のスマホがVisaのタッチ決済に対応しているかどうかは、その機種のウォレットのアプリにVisaカードを実際に登録してみて、スマホ画面に表示されたカード(いわゆるバーチャルカード)の絵柄を確認してみるとよいでしょう。
登録したカードの絵柄に「VISA」のロゴが入っていれば、そのスマホはVisaのタッチ決済に対応できます。
スマホならVisaカードは波マークは不要に
スマホでVisaのタッチ決済をする場合、登録するVisaカードは、先ほど説明した「リップルマーク」が付いていなくても構いません。
スマホであれば、Visaカードをリ ーダー端末に読み取らせるための機能が、スマホ自体に備わっているためです。 また、カードの種類については、クレジットカード・プリペイドカード・デビットカードのどのVisaカードでも構いません。
利用目的に合わせて選択したり、ポイント還元や各カード独自のキャンペーンなどに合わせて選んだりするとよいでしょう。 たとえば、「ゲームの課金に使いすぎないよう、子どものスマホはプリペイドカードに設定しておく」といった工夫もできます。
Visaのタッチ決済の使い方(カードの場合)
それでは、Visaカードを使って実際にVisaのタッチ決済を使う手順を解説します。
手順1:Visaカードを用意する
リップルマークの入ったVisaカードを用意します。 クレジットカード、プリペイドカード、デビットカードのどれであっても同じ手順で利用できます。
手順2:店がVisaのタッチ決済に対応していることを確認する
支払いをしたいお店がVisaのタッチ決済に対応していることを確認します。 そのお店の決済方法の一覧などに、リップルマークとVisaのロゴがあり、レジに設置されているリーダー端末にもリップルマークがあれば、Visaのタッチ決済ができます。
手順3:支払い時に「Visaで」「クレジットカードで」と伝える
店員に支払い方法を尋ねられたら、「Visaで」や「クレジットカードで」と伝えます。 プリペイドカードやデビットカードでも、「クレジットカードで」で伝わります。
手順4:端末にカードをかざす
リーダー端末の読み取り部分が点灯します。 この状態になってから、読み取り部分の上にカードを重ねるように近づけます。 カードのリップルマーク部分を、リーダー端末のリップルマークに重ねるイメージです。 数センチの距離まで近づければOKです。
手順5:決済完了を確認する
音やランプが点けば、決済完了です。 レシートを受け取って終了となります。
Visaのタッチ決済の使い方(スマホの場合)
続いて、スマホを使って実際にVisaのタッチ決済を使う手順を解説します。
手順1:Visaカードをスマホに登録する
Google PayやApple PayにVisaカードを登録し、メインカードに設定しておきます。 Androidでは、設定でNFCをオンにしなければならない場合があります。
手順2:店がVisaのタッチ決済に対応していることを確認する
支払いをしたいお店がVisaのタッチ決済に対応していることを確認します。 そのお店の決済方法の一覧などに、リップルマークとVisaのロゴがあり、レジに設置されているリーダー端末にもリップルマークがあれば、Visaのタッチ決済ができます。
手順3:支払い時に「Visaで」「クレジットカードで」と伝える
店員に支払い方法を尋ねられたら、「Visaで」や「クレジットカードで」と伝えます。 プリペイドカードやデビットカードでも、「クレジットカードで」で伝わります。
手順4:端末にスマホをかざす
端末の読み取り部分が点灯します。 この状態になってから、スマホをタッチ決済マーク(リップルマーク)に重ねるように近づけます。
スマホの機種によって読み取る箇所が異なりますので、もしスマホの上部を近づけても反応しない場合は、背面中央が重なるようにずらしてみましょう。 なお、iPhoneはリーダー端末にかざす前に、本人認証が必要です。
FaceID(顔認証)搭載のiPhoneであれば、サイドボタンをダブルクリックし、顔認証を行います。パスコードを入力し、Appleウォレットを開く方法でも構いません。 TouchID(指紋認証)搭載のiPhoneであれば、登録した指でホームボタンをダブルクリックします。
手順5:決済完了を確認する
音やランプが点けば、決済完了です。 レシートを受け取って終了となります。
→バンドルカードはスマホ決済アプリと連携可能!具体的な設定手順やメリットを解説
Visaのタッチ決済の使い方(セルフレジの場合)
最後に、セルフレジでVisaのタッチ決済を使う手順を解説します。
手順1:Visaのタッチ決済の準備をする
Visaのタッチ決済ができるVisaカードや、カードを登録したスマホを準備します。
手順2:Visaのタッチ決済に対応していることを確認する
セルフレジの操作パネルやリーダー端末にVisaのロゴやリップルマークがあることを確認します。
手順3:「クレジットカード」を選択する
セルフレジの操作パネルで、支払い方法を「クレジットカード」にします。(スマホでもクレジットカードにします)
手順4:商品をスキャンする
通常どおりの手順で、代金を計算します。(商品のバーコードを読み取るなど)
手順5:端末にカード・ スマホをかざす
端末の読み取り部分が点灯します。 この状態になってから、Visaカードやスマホを、タッチ決済マーク(リップルマーク)に重ねるように近づけます。
手順6:決済完了を確認する
音やランプが点けば、決済完了です。 レシートを受け取って終了となります。
Visaのタッチ決済の限度額について
Visaのタッチ決済で支払いができる限度額は、原則1万5,000円です。加盟店によっては1万円に設定していることもあります。たとえば、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンといった身近なコンビニでは1万円が上限となります。
限度額を超える支払いに対しては、セキュリティ上の観点から、Visaのタッチ決済を利用できません。クレジットカードの場合、カードを挿して暗証番号を入力するか、サインが必要となります。
Visaのタッチ決済が使える場所
Visaのタッチ決済が使えるかどうかは、リーダー端末にタッチ決済マークがあるかどうかで確認できます。 以下、Visaのタッチ決済が可能な加盟店や公共交通機関をまとめます。
参考)Visa公式サイト
※情報は執筆時点のものです。
Visaのタッチ決済が使える店舗・サービス
スーパー | イオン、イトーヨーカドー、エブリイ、カスミ、カネスエ、ジェーソン、食鮮館タイヨー、スーパーマーケットバロー(※入善店を除く)、スーパーマルハチ、全日食チェーン、ダイエー、Peacock Store、ベルク、まいばすけっと、マックスバリュ、マルエツ、マルナカ、ヨークフーズ、ヨークプライス、ヨークベニマル、ヨークマート |
---|---|
コンビニ | セイコーマート、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、ローソン |
ドラッグストア | アイン薬局、ウエルシア薬局、ゲンキー、COSMETICS AND MEDICAL、サンキュードラッグ、スギヤマ、そうごう薬局、トモズ、ドラッグセイムズ、V・drug、ミネ薬局 |
飲食店 | 藍屋、ヴィクトリアステーション、エクセルシオールカフェ、エルトリート、ガスト、かっぱ寿司、牛庵、久兵衛屋、餃子の王将、銀座ルノアール、ココス、サンマルクカフェ、しゃぶ葉、熟成焼肉いちばん、ジョナサン、ジョリーパスタ、すき家、スシロー、スターバックス、宝島、タリーズコーヒー、ドトールコーヒーショップ、なか卯、バーミヤン、華屋与兵衛、ハブ、はま寿司、日高屋、ビッグボーイ、ほっかほっか亭、マクドナルド、丸亀製麺、モスバーガー、モリバコーヒー、夢庵、ロイヤルホスト |
デパート | iiyo!!(イーヨ!!)、イオンモール、オーパ、表参道ヒルズ、GINZA SIX、クリ スタ長堀、京王百貨店、サッポロファクトリー、渋谷ヒカリエ、常盤橋タワー、新丸ビル、ソラマチ、大丸松坂屋百貨店、東京ドームシティ、東京ビルTOKIA、なんばウォーク、二重橋スクエア、ビブレ、フォーラス、Whity梅田、マルイ、丸の内オアゾ、丸の内テラス、丸の内ブリックスクエア、丸ビル、横浜ポルタ、ラフォーレ原宿、リンクス梅田、六本木ヒルズ |
空港・旅行関係 | MoT(Mobility Technologies)、大阪国際空港、関西国際空港、神戸空港、サンリオピューロランド、JTB提供のC→REX端末を設置する旅館・土産物店、成田空港、羽田空港、よみうりランド |
その他 | アベイル、Can☆Do、グッデイ、K’s Denki、ケーズデンキ、コカ・コーラ、しまむら、シャンブル、ダイソー、ディバロ、バースデイ、ハンズ、ヒマラヤ、ブックファースト、PLANT、文教堂、ペットフォレスト、ホームセンターバロー、郵便局、ラオックス |
Visaのタッチ決済が使える公共交通機関
エリア | 対象の公共交通機関名 |
---|---|
北陸 | 京福バス、ときライナー(新潟交通、越後交通、頚城交通、アイ・ケーアライアンス、蒲原鉄道)、富山地方鉄道(バス) |
関東 | 茨城交通、江ノ島電鉄・江ノ電バス、小田急箱根(箱根ロープウェイ・箱根海賊船)、川崎鶴見臨港バス(川崎木更津線)、京王電鉄、京急電鉄、京浜急行バス、国際興業バス、小湊鉄道バス(川崎木更津線)、西武鉄道、西武バス、東急電鉄、東京都交通局、東京湾横断道路サービス(川崎木更津線)、なの花交通バス、西東京バス(京王グループ)、日東交通(川崎木更津線)、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、横浜市交通局(電車・バス) |
東海 | アルピコ交通、長電バス、長良川鉄道、富士急バス・富士急モビリティ |
関西 | WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)、大阪モノレール、北大阪急行電鉄、近畿日本鉄道、神戸市交通局(市営地下鉄)、神戸新交通(ポートライナー・六甲ライナー)、神戸電鉄、山陽電車、神姫バス(シティーループ・ポートループ)、奈良交通、南海電鉄、南海フェリー、南海りんかんバス、能勢電鉄、阪急電鉄、阪神電車、みなと観光バス |
中国・四国 | 芸陽バス(広島空港リムジン)、中国ジェイアールバス(広島空港リムジン)、広島交通(広島空港リムジン)、広島電鉄(広島空港リムジン)、広島バス(広島空港リムジン) |
九州・沖縄 | 西表島交通、鹿児島市交通局(市電)、カリー観光、九州産交・産交バス(阿蘇くまもと空港リムジン)、九州旅客鉄道、熊本市交通局、南国交通、西日本鉄道、福岡市交通局(地下鉄) |
Visaのタッチ決済が反応しないときの対処法
Visaのタッチ決済が反応しない場合に考えられる対処法を、カードとスマホでそれぞれ紹介します。
カードをかざしても反応しないとき
Visaカードの表に、リップルマーク(Wi-Fiマークを横にしたような波型のマーク)があるか確認しましょう。なければそのカードをかざす方法でのVisaのタッチ決済はできません。スマホに登録すれば、スマホでVisaのタッチ決済を利用することはできます。
また、端末にかざす際には、Visaカードのリップルマークと、リーダー端末のリップルマークが重なるように近づけてみましょう。
反応しないときは、カードと端末の距離を縮めるか少しカードをずらしてみましょう。リーダー端末に数センチの距離まで近づければ読み取れるはずです。
スマホをかざしても反応しないとき
スマホは、機種によって読み取る箇所に違いがあります。スマホの上部や背面中央で読み取るよう設計された機種が多いため、この部分をリップルマークに近づけてみて、反応しないときはスマホを少しずらしてみましょう。
それでも反応しないときはウォレットアプリを起動するか、スマホを再起動します。アプリを起動しなくてもVisaのタッチ決済に反応することが一般的 ですが、念のため試してみましょう。
特にiPhoneの場合は、決済前にFace IDやTouch IDでの認証が求められますので、その点も注意してみてください。 また、Androidの場合は、NFCの読み取りをONに設定しているか確認しましょう。
まとめ
Visaのタッチ決済は、カードやスマホをかざすだけで支払いが完了する便利なキャッシュレス決済です。 スピーディで衛生的、さらに高いセキュリティを備えているため、日常のちょっとした買い物から旅行や出張先まで、安心して利用できます。
クレジットカードだけでなく、プリペイドカードやデビットカードでも使えるため、未成年やクレジットカードを持ちにくい方でも利用可能です。
設定を済ませれば、スマホやスマートウォッチからも利用でき、財布を持たずに買い物ができる自由さが広がります。 Visaのタッチ決済で、毎日のカード払いをよりスマートにしましょう。
Visaのタッチ決済のよくあるQ&A
最後に、Visaのタッチ決済でよくある質問を、Q&A形式でまとめます。
Q:手持ちのカードがVisaのタッチ決済に使えるか知りたいです。
A:お手持ちのカードがVisaのタッチ決済に対応しているかどうかは、カードの表の面にリップルマークがついているかどうかで分かります。 リップルマークとは、Wi-Fiのマークを横向きにしたような、波型のデザインです。なお、リップルマークがついていないカードでも、スマホのGoogle PayやApple Payでのカードに登録できれば、そのカードを使ってタッチ決済をすることが可能です。
Q:クレジットカードを持っていなければVisaのタッチ決済はでき ませんか?
A:Visaのプリペイドカードやデビットカードでも、Visaのタッチ決済を利用することができます。審査がいらないため、すぐに使い始めたい方にもおすすめです。
Q:自分のスマホがVisaのタッチ決済に対応しているかを知りたいです。
A:お持ちのスマホのウォレットにVisaカードを登録してみましょう。登録されたカードの絵柄に「VISA」のロゴがあればVisaのタッチ決済に対応できます。リップルマークのあるリーダー端末にかざす必要があります。
Q:Visaのタッチ決済はスマートウォッチでも使えますか?
A:NFC(Type A/TypeB)を搭載したスマートウォッチであれば可能です。Apple Watch、Wear OSなどのシリーズに対応する機種があります。スマホと同様、Google PayやApple Payといった決済サービスを通じて、Visaカードで決済する方法となります。
Q:未成年ですがVisaのタッチ決済を使えますか?
A:クレジットカードは18歳未満の未成年の方は作ることができませんが、デビットカードやプリペイドカードなら作ることができますので、これらのVisaカードを使用してVisaのタッチ決済を始めることができます。
ただし、デビットカードの場合は銀行口座が必要であり、口座がなければ新規開設が必要となります。口座開設の際には親権者の同意や銀行印などが必要です。 プリペイドカードであれば、親権者の同意は求められますが、それ以外で特に審査はなく、スムーズに使い始めることができます。
Q:Visaのタッチ決済は交通機関でも使えますか?
A:Visaのタッチ決済の加盟店には、各地の公共交通機関も含まれています。ご利用の交通機関の支払い機にリップルマークのあるリーダー端末が設置されていれば使用できます。前述の「Visaのタッチ決済が使える場所」の加盟店も参考にしてください。
Q:カードやスマホのどこをかざせばタッチ決済ができますか
A:カードのリップルマーク部分を、リーダー端末のリップルマークに重ねるイメージです。 数センチの距離まで近づければOKです。スマホの場合は、スマホの上部や背面中央部のあたりをリーダー端末のリップルマークに重ねるように近づけましょう。
Q:Visaのタッチ決済とiDは違うのですか?
Visaのタッチ決済とNTTドコモのiDは、いずれもNFC技術を使用したタッチ決済サービスに対応していますが、使えるお店に違いがあります。
理由は、それぞれに使用されている通信技術は同じ「NFC」ですが、その規格に違いがあるためです.もちろん、両方使えるお店もありますので、ご自身が普段使うお店がどちらに対応しているかを知ることが大切になります。
バンドルカードならGoogle PayでVisaのタッチ決済が可能
Visaのタッチ決済を始めたいけれど、「クレジットカードの審査が心配」「子どもが使いすぎたときの請求が怖い…」といったお悩みはないでしょうか。
そのような方は、ぜひバンドルカードをお試しください。 バンドルカードとは、スマホから1分で作れるVisaプリペイドカードです。 現物のプラスチック製のカードを持たず、そのままスマホの中でGoogle Payと連携させれば、Visaのタッチ決済などさまざまな決済に使うことができます。 もちろん、プリペイドカードですので、年齢制限はなく審査も不要。
使える金額は、原則として現金でチャージした額のみとなるため、翌月の請求にびっくりさせられることもありません。 「クレジットカードは持ちにくいけれど、キャッシュレス決済は使いたい」「子どものスマホ課金が心配だから、クレジットカードではないカードを使いたい」といったお考えがあれば、おすすめのカードです。

専門家
1級FPライター
イシダ
元会計事務所勤務/FP1級。Lancers金融ライタースペシャリスト認定。ビジネスやお金の記事を執筆中。
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