デビットカードのデメリットを解説!おすすめしないって本当?
キャッシュレス決済の普及に伴い、銀行口座から直接引き落としができるデビットカードを利用する人が増えています。クレジットカードのように審査が厳しくなく、学生や未成年でも作れる点が魅力です。
しかし一方で、後払いができないなど、注意すべきデメリットも少なくありません。本記事では、デビットカードのデメリットをわかりやすく解説するとともに、おすすめの選択肢も紹介します。
目次
デビットカードとは?
デビットカードとは、銀行口座と直結して支払いと同時に口座残高から即時引き落としされるカードのことです。
クレジットカードのように「後払い」ではなく、自分の口座にあるお金の範囲でしか使えないのが大きな特徴です。
仕組みと特徴(銀行口座直結で即時引き落とし)
- 支払い時に即座に銀行口座から引き落とし
- 審査が不要で、銀行口座を持っていれば発行可能
- 年会費無料のカードも多い
利用した金額はすぐに口座残高に反映されるため、家計管理がしやすい点もメリットといえます。
その一方で、残高不足になると決済が通らないため、常に残高確認が必要です。
クレジットカ ードやプリペイドカードとの違い
- クレジットカード:後払い方式。分割払いやリボ払いが可能。審査あり。
- デビットカード:即時引き落とし。残高の範囲でしか使えない。審査なし。
- プリペイドカード:事前チャージ方式。クレカや銀行口座がなくても使える。
のように、デビットカードは「クレジットカードほど自由度はないが、銀行口座にあるお金をそのまま使える」という点で、チャージが必要なプリペイドカードとクレジットカードの中間的な存在といえます。
▷ デビットカードは?
▷ デビットカードは高校生でも作れる?
▷ デビットカードは即日発行可能?
デビットカードの主なデメリット
便利そうに見えるデビットカードですが、実際には使いづらさや注意点も少なくありません。
ここでは、代表的なデメリットを具体的に紹介します。
残高不足だとエラーになる
デビットカードは銀行口座と直結しており、支払いのたびにその場で残高から引き落としされます。
そのため、口座に残高が足りなければ即時にエラーとなり、支払いができません。
クレジットカードのように一時的に立て替えてくれる仕組みがないため、残高管理を怠ると「レジで決済できない」「ネット注文がキャンセルされる」といったトラブルが発生しやすいのです。
特 に、公共料金や家賃の自動引き落としと併用している場合、タイミングによっては思わぬ残高不足になるリスクもあります。
残高以上の決済ができない
デビットカードは口座残高=利用可能額となるため、残高を超える支払いは一切できません。
急な大きな出費や、給料日前のタイミングで必要な支払いが発生した場合、クレジットカードのように立て替え払いで対応することができないのです。
例えば、旅行の予約や家電の購入など、ある程度まとまった金額が必要になるシーンでは不便さを感じる人も多いでしょう。
今すぐ払いたいけど残高が足りないという状況に弱いのが、デビットカードの大きな特徴です。
使いすぎてしまうリスクがある
一見「残高の範囲でしか使えないから安心」と思えますが、実は逆に使いすぎるリスクもあります。
理由は、生活費用の口座と同じ口座に紐づけられているケースが多いためです。
たとえば、給料が振り込まれたばかりのタイミングで使いすぎてしまうと、本来支払うべき家賃や光熱費の引き落とし分まで消えてしまう恐れがあります。
チャージ式のプリペイドカードのように使える金額をあらかじめ決めることができないため、口座に余裕があるとつい無計画に使ってしまう人も少なくありません。
利用できないケースがある
デビットカードはクレジットカードと比べると利用できる場所に制限があるのも欠点です。
具体的には以下のようなシーンで使えない、あるいは制限がかかることがあります。
- ガソリンスタンド:給油の前に仮決済が必要なため利用できない場合がある
- ホテルやレンタカー:デポジット(保証金)のため、クレカが求められるケースが多い
- 高速道路のETC:原則としてデビットカードは利用不可
日常のショッピングでは問題なくても、旅行や出張など少し特殊なシーンでは使えないと不便に感じることがあるのです。
分割払いやリボ払いができない
デビットカードは即時引き落としの仕組みであるため、分割払いやリボ払いには対応していません。
そのため、家電や家具など高額な買い物を毎月少しずつ払いたいと思っても利用できず、常に一括払いが求められます。
分割払いが使えないことで今欲しいけれど予算的に難しいと購入を諦めざるを得ない場合もあります。
この柔軟性のなさは、デビットカードを敬遠する人が多い理由のひとつです。
不正利用補償がクレジットカードより弱いこともある
万が一の不正利用に備えた補償制度についても注意が必要です。
クレジットカードは国際ブランドやカード会社が強固な補償を用意しており、不正利用があった場合も多くは全額補償されます。
一方、デビットカードは発行銀行ごとに補償内容が異なり、利用者側に過失があると補償対象外になるなど条件が厳しい場合もあります。
また、口座残高から即時に引き落とされるため、不正利用が起きた場合には一度口座からお金が消える という点も大きな不安要素です。
デビットカードをおすすめしないって本当?
銀行口座から直接引き落とせる便利なカードとして広まっているデビットカードですが、「あまりおすすめしない」と言われることもあります。
では、その理由は何なのでしょうか?ここでは代表的なポイントをまとめます。
学生や未成年でも作れるけれど注意点が多い
デビットカードは審査なしで発行でき、学生や未成年でも利用できるのが大きなメリットです。
しかし、利用できるシーンが限定されていたり、不正利用補償が弱かったりと、クレカ代わりとして考えると不便に感じるケースが多いのも事実です。
クレジットカードの代わりにはならない部分もある
分割払いやリボ払いができない、ETCやホテル予約に使えないなど、クレジットカードと同じようには使えないのがデビットカードの弱点です。
カードを持つならクレカが一番と考える人が多いのは、利便性や補償面での差が大きいためです。
PayPayやコンビニ払いよりは便利だが、万能ではない
スマホ決済やコンビニ払いに比べると、デビットカードは日常的なショッピングでは便利に使えます。
しかし、「残高不足で止まる」「不正利用時に不安」といったリスクを考えると、安心してメインで使えるカードとは言いにくいのも事実です。
デビットカードの代わりにおすすめなのは「バンドルカード」
デビットカードは便利な一方で、利用できないケースや残高不足によるエラー、 不正利用補償の弱さなどデメリットも目立ちます。
そこで代わりにおすすめしたいのが、スマホで簡単に発行できるVisaプリペイドカード「バンドルカード」です。
バンドルカードとは?
バンドルカードとは、Visaブランドに対応したプリペイドカードです。
スマホアプリをダウンロードすれば、誰でもすぐにカード番号を発行でき、ネットショップや実店舗のVisa加盟店でクレジットカードと同じように利用できます。
最大の特徴は、審査や年齢制限がなく、チャージした金額の範囲で安心して使えること。銀行口座やクレジットカードがなくても、コンビニやATM、キャリア決済などを使って簡単にチャージできます。
さらに、アプリ内で残高や利用履歴をリアルタイムに確認できるため、使いすぎを防ぎながらキャッシュレス決済を楽しめるのもポイントです。
スマホアプリですぐ発行できる
バンドルカードは、アプリをダウンロードすればすぐにカード番号が発行されます。
クレジットカードのように審査の必要なく、以下の情報を登録するだけです。
- ユーザーID
- パスワード
- 電話番号
- 性別
- 生年月日
登録が完了すると、ネットショッピングで利用できる「バーチャルカード」が発行されます。
デビットカードの場合は銀行口座との連携が必須。口座を持っていない人や、学生・未成年で銀行口座を作るハードルがある人にとっては使いづらい面もあります。
その点、バンドルカードはアプリだけで完結するため、クレジットカードや銀行口座を持っていない人でもキャッシュレス決済をすぐ始められるのが大きなメリットです。
「ポチっとチャージ」で後払いにも対応(最大5万円)
さらにバンドルカードには、後払い機能の「ポチっとチャージ」があります。
18歳以上であれば、最大5万円まで即時にチャージ可能。
- 給料日前のピンチに対応できる
- 最短即時で残高が反映
- 返済はコンビニ払いなどでラクに可能
デビットカードでは不可能な「残高不足でもすぐに支払える」仕組みを備えている点が大きな違いです。
※ ポチっとチャージは、満18歳以上のお客さまが利用規定に同意のうえご利用いただけます。また、ご利用には手数料・年齢確認・審査が必要です。
※ ポチっとチャージは株式会社セブン銀行が提供するサービスを利用しています。
アプリのダウンロードはこちらからどうぞ!
よくある質問(FAQ)
デビットカードのデメリットについて調べる人の多くは、実際に使う前に「本当に便利なのか?」「他にいい方法はないのか?」と不安を感じています。
ここでは、よくある疑問に答えていきましょう。
デビットカードのデメリットは?
デビットカードは銀行口座と直結しているため、残高不足だと決済エラーになる・使えない場面がある・不正利用補償が弱いといったデメリットがあります。
「クレジットカード代わり」として考えると、柔軟性や安心感で劣る部分が目立つのが現実です。
デビットカードは誰でも作れるの?
基本的に銀行口座を持っていれば、誰でもデビットカードを作れます。
審査もなく、クレジットカードに比べると発行のハードルは低めです。
ただし、銀行口座との紐づけが必須なので、口座を持っていない人や未成年で銀行口座の開設が難しい人にとっては不便に感じることもあります。
プリペイドカードとの違いは?
デビットカードとプリペイドカードは、どちらも「チャージした分や残高の範囲で使えるから安心」と思われがちですが、仕組みには大きな違いがあります。
- デビットカード:銀行口座と直結。支払いと同時に口座残高から即時引き落とし。
- プリペイドカード:事前に自分でチャージした金額の範囲でのみ利用可能。
違いを一言で言えば、「お金をどこから引き落とすか」にあります。
デビットカードは口座残高をそのまま使うのに対し、プリペイドカードはチャージした分を専用の残高として使います。
学生や未成年におすすめなのはどっち?
学生や未成年の場合、銀行口座の開設や残高管理に不安があるなら、プリペイドカードのほうがおすすめです。
中でもバンドルカードは保護者の同意があれば未成年でも使え、アプリで管理できるため「初めてのキャッシュレス」にも向いています。
一方、デビットカードは口座と直結しているため、生活費を誤って使ってしまうリスクがあります。お金の管理に自信がない人にはあまり向いていません。
まとめ|デビットカードのデメリットを理解して自分に合う方法を選ぼう
デビットカードは審査不要で使いやすい一方、残高不足での決済エラー・分割払いができない・利用できないシーンがある・補償が弱いといったデメリットが目立ちます。
「クレジットカード代わり」として考えると、不便さや不安が残るのは否めません。
そこで代わりの選択肢としておすすめなのが、Visaプリペイドカード「バンドルカー ド」です。
- アプリで今すぐ発行でき、審査・年会費なし
- チャージ式だから使いすぎの心配がない
- クレカなしでもネットショッピングやサブスクに対応
- 「ポチっとチャージ」で18歳以上なら最大5万円まで後払いも可能
デビットカードは便利だけど少し不安な方は、バンドルカードを使えばもっと安心・手軽にキャッシュレスを始められます。
自分のライフスタイルに合った方法を選んで、無理なく安心してキャッシュレス生活を楽しんでみてください。

Hikaru Watabe
作成:2025年9月16日
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