決済データから読み解く10代の消費 (マクドナルド編)

11月20日から全国のマクドナルドでクレジットカード決済が可能になりました!!

マクドナルドの公式ニュースリリースでも発表している通り、2017年11月20日より全国のマクドナルド店舗(約2,900店舗)で

  • Visa
  • MasterCard
  • JCB
  • アメリカン・エキスプレス
  • ダイナース
  • ディスカバー

の6種類のクレジットカードでの決済が可能になりました。
» ~クレジットカード決済対応でもっと手軽で便利に!~クレジットカードによる決済サービスを新たに導入全国のマクドナルド店舗で、2017年11月20日(月)より

2018年上期にはNFC(海外で普及している、カードをかざすだけで支払える方法)による決済を導入する予定です。

2017年3月に、2017年下半期からクレカ決済の導入を予定している、と発表していた通り導入されました。
最近ではロイヤルホストが「現金お断り」の店舗を開店しましたが(ロイヤルHD、馬喰町に完全キャッシュレスのレストラン–働き方改革の実験店舗)、そういったキャッシュレス化の流れがある中、マクドナルドもその流れに準じており、 また、NFCの導入も2020年の東京オリンピックに向けて増加する外国人観光客に対応しようとしているため、とも言えます。

ファストフードの店舗はクレジットカードの利用ができる所が少なく、アメリカでもマクドナルドでカード決済が可能になったのは2003年頃と、かなり遅いです。 日本では多くの大手ファストフードチェーンでカード対応がまだできていない中で、いち早くキャッシュレス化の流れに乗ったマクドナルドは東京オリンピックを機に勢いをつけることになるのでしょうか。

10代バンドルカードユーザーのマクドナルドでの利用状況

今回クレカ決済が可能になったことで、Visaプリペイドカードのバンドルカードもマクドナルドで利用できるようになりました! 10代の利用者が多いバンドルカードでも早速利用しているユーザーも多く、今回はカード決済開始後1週間の決済データを分析してみました。

  • 10代と20代以降では利用回数で比較すると、トータルで少しだけ10代が多い傾向。ユーザー数比率で10代が60%のバンドルカードであることを踏まえるとほぼ割合通りの利用回数になっています。

  • 一方で1回あたりの平均利用単価は10代が366円なのに対して、20代以降では614円とかなり差がありますね。
    目安としては、マックフライポテト(M)270円、ドリンク(S)100円で計370円なので、ポテトとドリンクを買っておしゃべりする、というような使い方をしているのかもしれません。

  • その他の層では30代の利用が多く、30代は単価も1,000円近くとなっているのはファミリー層での利用と考えられ、学生層とファミリー層との単価の違いが如実に出ています。

マクドナルドは、2002年に創業以来の赤字を計上するまで、1980年代、1990年代と国民的な人気の外食チェーンと言えました。現在の30代が子供を連れてマクドナルドに行くのは、若い頃にマクドナルドの勢いを体感していた世代だから、という見方もできます。

逆に現在の20代の人たちは、マックの勢いが弱まっていた時代に子供時代を過ごしていたという側面を見れば、「幼少期に顧客として獲得しておけば、家庭を持った後も自分の子供に食べさせる機会を与える」という考えも間違いではないかもしれません。
そういった意味で10代の消費というのは長期的に潜在的な可能性があると言えます。

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Sora Nakahara

2017年11月28日

コラム

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